自民・二階氏が次期衆院選の不出馬を表明「政治責任明らかにする」

自民党の二階俊博元幹事長(85)は、25日午前、党本部で記者会見を開き、次の衆議院選挙に出馬しない意向を表明した。

会見で二階氏は「派閥の政治資金問題で政治不信を招く要因となったことに対し、改めて国民の皆さん、これまでご支援くださった地元の皆様に深くお詫び申し上げる」と述べた上で、二階派の会計責任者と自身の秘書が刑事処分を受けたことについて「その政治責任はすべての監督責任である私自身にあることは当然のことだ」と述べた。

その上で「この際、自らの政治的責任を明らかにするため、本日、岸田文雄自民党総裁に対し次期衆議院選挙に出馬しないことを伝えた」と語った。

後継候補は地元の判断に任せるという。

さらに二階氏は残り任期について「国土強靭化、大阪・関西万博の準備、観光立国の推進、その他、外交問題、諸案件に対して力を尽くす考えだ」と語った。

参照元∶Yahoo!ニュース