都知事選56人が立候補 ポスター掲示板、政見放送は

選挙ポスターの写真

都知事選の候補者が異例の多さとなり、様々な影響がでている。

選挙ポスターを貼る掲示板の枠が足りないため、都の選挙管理委員会は20日、枠を増やすと発表。

さらに候補者の政策や主張などを知るための政見放送は、11時間以上になる見込みだという。

山崎誠アナウンサー「今回の候補者の数は、20日午後4時半時点で56人となりました。そもそも都知事選に立候補できる条件は『日本国民であること』『満30歳以上であること』『法務局に預ける供託金300万円を用意すること』などです。基本的には、こういったことを満たしていれば、誰でも立候補できるわけです」「そして、今回の候補者56人がどれほど多いのか、過去5回の都知事選と比較してみます。2011年が11人、2012年が9人、2014年が16人、2016年が21人。そして前回、2020年が22人で過去最多でしたが、今回はその倍以上となりました」

森圭介キャスター「事前に今回、候補者が多いと報じられてはいましたが、倍以上になっているというのは驚きです」

桐谷美玲キャスター「有権者の側としては、全ての候補者を知る大変さはでてきますよね」

山崎アナウンサー「誰がどういったことを掲げているのか、把握するだけでも大変ですからね」

山崎アナウンサー「この候補者の多さが原因で様々な“異例の事態”が起きています。候補者が選挙ポスターを貼る掲示板に影響がでています。都の選挙管理委員会によると、これまでは縦3段の掲示板が多かったそうですが、全ての枠を使ったとしても30人までしか貼れませんでした。そこで今回、初めて用意したというのが縦に4枚、横に12枚貼れる掲示板です。そもそもポスターを貼る場所は届け出順で決まりますが、縦4枚、横12枚なので、掲示板にポスターを貼ることができるのは48人までとなっています」

鈴江奈々キャスター「足りないですね」

山崎アナウンサー「今回、立候補はすでに56人なので、まだ足りないんです」

参照元∶Yahoo!ニュース