緊急地震速報が携帯・スマホに通知される条件とは
緊急地震速報は、最初に地震の揺れが観測された直後に各地の揺れの到達時刻や震度を予想し、可能な限り素早く知らせる仕組みだ。
地震発生を予知しているわけではないため、震源に近いところでは速報が間に合わないが、震源から離れた場所では強い揺れが到達する前に身構えることが可能になる。
ただし、あくまで予測であるため、誤差が生じる。
実際に観測された震度の情報は、地震の発生から約1分半後に「震度速報」として発表される。
携帯電話やスマホに緊急地震速報の通知が出るのは、エリアメールや緊急速報メールという、携帯電話会社(通信キャリア)のサービス。
気象庁が緊急地震速報(警報)を発表した地域内にある端末に向けて、一斉に通知が発信される。
緊急地震速報(警報)の発表される条件は、「最大震度が5弱以上」または「長周期地震動階級3以上」と予想される地震で、「震度4以上」または「長周期地震動階級3以上」が予想される地域に対して発表される。
参照元∶ウェザーニュース