ソン・フンミンがトッテナム退団へ 韓国で公式会見「これまでのキャリアで最も難しい決断」

サッカーボールを撮影した写真

イングランド・プレミアリーグ、トッテナムの韓国代表FW孫興民(ソン・フンミン)が8月2日、クラブを退団することを表明した。

アジアツアー中のトッテナムは、8月3日に韓国・ソウフルでニューカッスルと対戦する。

その試合に向けての公式会見に出席した孫興民は「記者会見を始める前に、この夏にクラブを退団することを決意したことをお伝えしたいと思います」と切り出した。

33歳のソンは2015年夏にドイツ1部レバークーゼンからトッテナムに加入。

2021-2022シーズンにはプレミアリーグ得点王に輝くなど、これまで公式戦では454試合に出場し、173得点をマーク。

チームの主力として長年活躍し、昨季はキャプテンとしてUEFAヨーロッパリーグのタイトルを手にした。

「これまでのキャリアで最も難しい決断でした。素晴らしい思い出がいっぱいです。決断するのは本当に辛かったです。自分を奮い立たせるために、新しい環境が必要でした。少しの変化も必要です。10年というのは本当に長い時間です。ノースロンドンに来たのは23歳という若さでした。大人として、そして誇りを持ってこのクラブを去ります。たくさんの愛情をくれたスパーズファンの皆さんに感謝します。別れのタイミングも良く、決断を下すのに適切な時期であることを願っています。皆がそれを受け入れ、尊重してくれることを願っています」

今季から就任したトーマス・フランク監督が会見に同席。

「個人的には、この素晴らしい人物、そして選手と仕事ができたら最高でした。彼はあらゆる面で真のスパーズのレジェンドです。プレミアリーグでプレーした最高の選手の一人です」と話した。

3日のニューカッスル戦がトッテナムでの最後の試合となる可能性がある。

「クラブを離れる決断をしてからかなりの時間が経ちましたので、ここ数週間は辛い日々でした。決断はしましたが、ここで過ごす2日間でファンの皆さんと良い思い出を作りたいと思っています」と感謝の意を示した。

参照元:Yahoo!ニュース