線香花火を垂直に持つのは「あり」?「なし」?創業約100年の花火メーカー担当者が“常識を覆す正解”を解説

8月に入り、いよいよ夏本番!
みなさんが「当たり前」だと思っていたことが、実は間違いだったかもしれない。
夏の風物詩、線香花火。
皆さんはどうやって持っているだろうか?
地面と垂直に持つ人が多いのではないだろうか?
都内で男女100人に「線香花火は真っすぐ垂直に持つ」のは「あり?」「なし?」と聞くと…
100人中93人が「あり」と回答。
「揺らさないで持った方が長く持ちそうだから」「勝負するみたいなのあるじゃないですか、そのとき真っすぐもっていた記憶があるので、あり」という理由が挙げられた。
創業約100年の花火メーカー、オンダ花火部の柴田英俊さんに聞いた。
オンダ花火部 柴田英俊:線香花火は真っすぐ垂直に持つのは、なしです。
斜め45度に向けて遊んだ方が長く遊ぶことができるからです。
火球が真下に向けたときよりも斜め45度にした方が接地面が増えるため長く持ちます。
【垂直】は21秒で火球が落下。
一方、【斜め】は、24秒まで持った。
合計6回実験した結果、平均タイムは【垂直】が26秒、【斜め】が30秒となり、やはり【斜め】の方が長く楽しめるようだ。
また、メーカーによると、線香花火の先端をすこし捻じると、火薬がまとまり紙の強度も増すので長く楽しめるという。
参照元:Yahoo!ニュース