MLB 元メジャー投手、義父殺害などで有罪評決 日本でもプレー

米カリフォルニア州のプレイサー郡の陪審は14日、大リーグ(MLB)ツインズなどでプレーした元投手のダン・セラフィニ被告(51)に対し、義父を殺害、義母を負傷させた第1級殺人罪などで有罪評決を下した。
この事件は2021年6月、ロバート・ギャリー・スポアさん(70)がカリフォルニア州の自宅で銃殺され、妻のウェンディ・ウッドさん(68)も銃で撃たれた状態で発見されたもの。
ウッドさんはけがからは回復したが、約1年後に自殺。
家族は事件のトラウマ(心的外傷)が自殺の要因としている。
検察の主張によれば、セラフィニ被告は130万ドル(約1億9000万円)の牧場改築計画を巡って義父と激しく対立していたという。
被告は1992年ドラフトの全体26位指名でツインズに入団し、96年にメジャーデビュー。
カブス、パドレス、パイレーツ、レッズ、ロッキーズでメジャー通算15勝16敗1セーブ、防御率6.04の成績を残した。
04年からロッテとオリックスで計4シーズンプレーし、計74試合で18勝17敗、防御率4.13。
量刑は8月18日に言い渡される予定。
参照元:REUTERS(ロイター)