プライム・ビデオの広告表示は適法、米アマゾンが集団訴訟に勝訴

裁判をイメージした写真

米ワシントン州シアトルの連邦地裁は16日、アマゾン・ドット・コムが月額2.99ドルのオプトアウト料金を支払わない限りプライム・ビデオで広告表示を開始すると決定したことを巡る集団訴訟を棄却した。

プライム・ビデオに年間会費139ドルを支払っていた会員は、広告なしのままサービスが継続されるものだと考えていたと主張。

広告表示は会員契約と州消費者保護法に抵触する料金引き上げに相当すると訴えた。

この変更は2024年1月に発効した。

地裁は、アマゾンの利用規約に基づいて広告導入が「特典の変更」に当たると結論付けた。

会員側の弁護士はコメント要請に応じていない。

参照元:REUTERS(ロイター)