国内女子ゴルフはあすから無観客開催へ 会場に“クマ出没”しプロアマ、第1Rが中止に「できる限りの安全対策を」

プロアマが行われていた前日16日に、コースにクマが出没したという目撃情報を受け、そのプロアマ並びに本戦の第1ラウンドが中止になった。
17日、大会を主催する日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、あす18日(金)から無観客で大会を開催すると発表した。
本来であれば初日の競技が行われていた17日、午前9時に宮城県富谷市職員4名、猟友会3名、地元警察2名がコースに到着。
9時30分頃から調査を開始し、その後の協議の結果、無観客開催という決断がくだされた。
予選ラウンド2日間、決勝ラウンド1日の54ホール短縮競技となる。
本日17日午前7時20分頃には、富谷市内のコースからほど近い場所で子グマが目撃された。
ただ富谷市鳥獣被害対策実施隊(猟友会)は「痕跡はあるものの、居住性は見受けられず、現在コース内にクマがいる可能性はきわめて低い」という見解を示している。
前日は、子グマの目撃情報があった1番ティ付近を、関係者、地元警察、自治体などが捜索。
選手らにはすぐに退去命令が出され、「安全確保と今後の対応策を検討するため」に第1ラウンド中止も決定された。
きょうのコースも選手の立ち入りは禁止され、協会や、関係者らにより対策が講じられていた。
開催にあたっては、専門家の意見も聞きながら、朝夕に猟友会がコース外周を見回りながら、爆竹を鳴らす等の安全対策を実施する。
事前に発表されていた組み合わせに変更はない。
また選手に付与されるメルセデス・ポイントは4日間開催時と同じで、賞金加算は75%になる。
参照元:Yahoo!ニュース