路線バス運転中にスマホ、1時間に59回使用 「ラジオ番組を聞いていた」

バスの運転手をイメージした写真

JR東日本の子会社「ジェイアールバス関東」(東京)の白河支店(福島県白河市)に勤務する40歳代の男性運転手が5月、路線バスを運転中にスマートフォンを繰り返し使用したとして、出勤停止25日の懲戒処分を受けていたことがわかった。

スマホを使用した際、乗客はいなかったという。

同社によると、男性運転手は5月4日午後3時から1時間にわたり、白河市から福島県棚倉町までバスで走行中にワイヤレスイヤホンを装着し、私用のスマホを59回操作した。

バスが時間通りに車庫へ戻ってこなかったことを不審に思った運行管理者がドライブレコーダーを確認して発覚した。

同社の聞き取りに対し、男性運転手は「ダウンロードしたラジオ番組を聞いていた」と話したという。

懲戒処分は同月29日付で、今月から運転業務に復帰している。

道路交通法は運転中にスマホを注視した場合、6か月以下の拘禁刑または10万円以下の罰金を科すとしているが、同社は取材に「映像を確認したところ、注視はしていなかった」と回答。

取材を受けて今月14日、管轄する東北運輸局福島運輸支局に報告したという。

参照元:Yahoo!ニュース