はしか感染の10代男性が6月21日(土)に万博会場を訪問したことが判明 パビリオンも来訪 会場内の従事者には健康観察を実施

はしかに感染した10代の男性が、6月21日に大阪・関西万博の会場を訪れていたことが判明し、大阪府などは不特定多数と接触した可能性があるとしての注意を呼びかけている。
大阪府などによると、神奈川県内に住む男性患者は、6月21日以降、発熱や発疹などの症状が出て、7月3日にはしかに感染したことが判明した。
男性に渡航歴はなく、ワクチンの摂取歴が2回あるという。
男性は6月21日(土)午前8時~8時半までの間、堺のパークアンドライド駐車場から万博会場に移動し、午前9時ごろに西ゲートから入場。
午後3時ごろまで会場内のパビリオンを訪れ、午後3時~3時半までの間、シャトルバスで堺のパークアンドライド駐車場に戻ったという。
万博会場で男性が訪れたことが判明しているパビリオンは、以下のとおりだ。
・よしもと waraii myraii館
・飯田グループ×大阪公立大学共同出展館
・ORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」
・欧州連合(EU)パビリオン
・アルジェリアパビリオン
・カンボジアパビリオン
・チリパビリオン
・チュニジア共和国パビリオン
万博協会は、利用した施設やパビリオンの従事者らに対して、保健所の指導のもと、健康観察を実施すると発表した。
はしかの潜伏期間は最大21日間で、大阪府は、男性が不特定多数と患者が接触した可能性があるとして注意を呼びかけている。
参照元:Yahoo!ニュース