サウジ非石油部門PMI、6月は57.2 3カ月ぶり高水準

リヤド銀行が3日発表した6月のサウジアラビア非石油部門購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は57.2と前月の55.8から上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。
好不況の分かれ目となる50を大きく上回った。
新規受注指数が前月の62.5から64.3に上昇し、4カ月ぶりの高水準となった。
リヤド銀行のチーフエコノミスト、ナイーフ・アルガイス氏は「生産の伸びは過去の高水準に比べると鈍化したが、企業は活動の加速を主に売り上げ改善や新規プロジェクトの開始、需要状況の改善と関連付けている」と述べた。
雇用は2011年5月以来のペースで拡大した。
投入価格も大きく上昇し、企業はコスト上昇分を顧客に転嫁。
産出価格は1年半ぶりの大幅な上昇となった。
企業はコスト圧力にもかかわらず、将来の活動について楽観的な見方を維持し、将来の生産に関する指数は2年ぶりの水準に上昇した。
参照元:REUTERS(ロイター)