巨人・阿部監督に制裁金10万円 阪神戦での本塁クロスプレー、リプレー検証後に異議で退場

日本野球機構（ＮＰＢ）は3日、2日の阪神―巨人戦（甲子園）で退場処分を受けた巨人・阿部慎之助監督（46）に、厳重注意と制裁金10万円を課したと発表した。

阿部監督は2日の試合の8回、リプレー検証を経た判定に異議を唱えたとして、退場処分を受けていた。

0―0で迎えた8回2死一、二塁で大山の内野安打の間に森下が二塁から本塁へ突っ込み、一度はアウトの判定となったが、阪神・藤川監督のリクエストによるリプレー検証の結果、セーフに覆って均衡が破れた。

阿部監督は直後、球審に投手交代を告げる際に「根拠は教えてもらえないんですか」と聞き、「抗議はできません」と返されたといい、その後もそこで食い下がったため、異議を唱えたとなり退場を宣告された。

阿部監督は試合後、「見た限りはアウトに見えた。森下君も諦めてた感じだった。必死にやってる選手がいて、ちょっと自分を失って、そうやってちょっと熱くなっていってしまった」と語る一方、「抗議しちゃいけなかったんですけど、思わずしちゃいけないことをしてしまった。アンパイアにも選手にも申し訳ない」と謝罪の気持ちを語った。

参照元：Yahoo!ニュース