豪カンタス航空、600万人分の顧客データベースにサイバー攻撃

サイバー攻撃をイメージした写真

豪カンタス航空は2日、数百万人分の顧客情報を保有するデータベースがサイバー攻撃を受けたと明らかにした。

600万人分の氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、マイレージの会員番号などを管理するコールセンターのデータベースがハッカーの侵入を受けた。

同社はコールセンターの所在地や情報が流出した顧客について明らかにしていない。

異常を検知した後に直ちに対応措置を取り、「盗まれたデータについて調査を続けているが、かなりの割合になる」という。

運航や安全への影響はない。

米連邦捜査局(FBI)は先週、サイバー犯罪グループ「スキャッタードスパイダー」が航空会社を標的にしており、ハワイアン航空 (HAII.UL) とカナダのウエストジェット航空がすでに情報漏洩を報告していると発表した。

参照元:REUTERS(ロイター)