「タケノコ採りで竹やぶに入ったらクマに襲われた」40代男性が意識不明・70代男性もけが 長野県大町市の山林

事件現場をイメージした画像

長野県大町市の山林で22日午前、山菜採りをしていた市内の男性2人がクマ1頭に襲われた。

消防によると、1人が意識不明、もう1人もけがをしているもようだ。

クマが出没したのは大町市八坂の山林で、22日午前9時50分ごろ、「タケノコ採りで竹やぶに入ったら、クマに襲われた。2人がけがをしている」と70代の男性から消防に通報があった。

通報した70代の男性と40代の男性のいずれも市内に住む2人が襲われ、40代男性が顔などに大けがをして意識不明だという。

70代男性が腕をかまれけがをしたということだが、会話はできる状態だという。

市などによりますと、2人はタケノコを採りに山林に入っていたという。

大町市では、8日から14日にかけ15件のクマの目撃情報があり、長野県は19日、「ツキノワグマ出没注意報」を、大町市を含む「北アルプス地域」に出している。

被害の発生をうけて市は、正午過ぎに「クマ出没警戒警報」を出し、クマの動きが活発になる朝夕などの時間帯の外出を避け、鈴や笛を鳴らすなど、注意をするよう呼びかけている。

参照元:Yahoo!ニュース