国会が事実上閉幕 野党提出の“ガソリン減税”法案も廃案へ 参院選にむけ事実上の選挙戦スタート

異例の土曜日開催となった国会は、野党が提出した“ガソリン減税”法案が廃案になることとなり、事実上、閉幕した。
ガソリン税の暫定税率を廃止する法案をめぐり、参議院の財政金融委員会で質疑がおこなわれたが、自民党の三宅委員長は委員会を散会としたため、21日に法案の採決は行われず、野党側が三宅委員長に対する解任決議案を提出した。
その後も与野党による協議が断続的におこなわれ、野党側は“ガソリン減税”法案の採決を求め続けたが、参議院で多数を占める与党側が拒否したため、法案は廃案となることになった。
立憲民主党 水岡俊一 参院会長「この終わり方は残念至極。責任を負って、ここにいる国会議員としてあるまじき行為だなと」
今年1月から始まった通常国会は、これで事実上閉幕し、7月20日の投開票が予定される参院選に向けて、事実上の選挙戦がスタートする。
参照元:Yahoo!ニュース