フィラデルフィア連銀製造業指数、3カ月連続マイナス 雇用も悪化

米フィラデルフィア地区連銀が20日に発表した6月の製造業業況指数はマイナス4.0と、前月から横ばいとなった。
マイナスは3カ月連続。
ロイターがまとめたエコノミスト予想はマイナス1.0だった。
雇用指数はマイナス9.8と、失業率が一時的に上昇した2020年5月以来の低水準を記録。
低下幅は5年前の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)初期以来最大となった。
トランプ大統領の関税措置が生産の重しとなり始めていることを示唆した。
企業の5分の1が従業員数の減少を報告し、増加を報告した企業の約2倍に上ったほか、労働時間も減少した。
新規受注指数も低下し、企業活動と雇用市場がいずれも軟化していることを示した。
参照元:REUTERS(ロイター)