アブダビ国営石油会社、対米エネ投資を今後10年間で6倍に拡大も

アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC)を率いるスルタン・アル・ジャベル氏はワシントンで17日に開かれたイベントで講演し、今後10年間で対米エネルギー投資を6倍の4400億ドルに拡大することを検討していると表明した。
「われわれにとって、米国は単なる投資の優先事項ではなく、必須事項だ」と指摘。
UAEがテキサス州最大の液化天然ガス工場に最近投資したこと、全米の石油化学工場に投資していること、沿岸地域で5.5ギガワットの再生可能エネルギーと蓄電池の増設を計画していることに言及した。
また、UAEの再生可能エネルギー企業マスダールと投資部門XRGがワシントンに事務所を開設したとも明らかにした。
さらに、AI(人工知能)は一世代に一度の投資機会だと強調。
両国はAI開発を強化するため「協調したロードマップ」に向けて取り組むべきだと述べた。
参照元:REUTERS(ロイター)