群馬や静岡などで高齢女性4人が熱中症で死亡、畑などで意識失う 65地点で猛暑日

熱中症をイメージした画像

高気圧に覆われた影響で17日は各地で今年一番の暑さとなった。

熱中症の疑いによる救急搬送が相次ぎ、群馬、静岡、神奈川、埼玉県で高齢女性計4人が死亡した。

気象庁によると、甲府市で38.2度、群馬県高崎市で37.7度、静岡市駿河区で37.6度など計65地点で猛暑日を記録した。

真夏日は東京都心の34.8度など全国計548地点に上った。

群馬県嬬恋村と静岡市、神奈川県綾瀬市では17日午後、70~90歳代の女性が畑で倒れているのが見つかり、埼玉県越谷市では、共同住宅の駐車場に止めた軽乗用車内で女性(65)がぐったりした状態で発見された。

いずれも搬送先の病院で死亡が確認された。

熱中症とみられる。

東京消防庁によると、都内では午後9時時点で今年最多となる151人の男女(14~96歳)が熱中症の疑いで救急搬送された。

このうち、60~90歳代の男女6人が重症という。

同庁は「こまめに水分補給し、我慢せずに冷房や扇風機などを使ってほしい」と呼びかけている。

参照元:Yahoo!ニュース