トランプ氏、イランが米国攻撃すれば米軍は「全力」で対応と警告

ホワイトハウスの外観を撮影した画像

ドナルド・トランプ米大統領は15日、イランに対し、米国を攻撃すれば米軍の「全兵力と全力」を行使すると警告するとともに、イスラエルによるイランの首都テヘランの核・情報機関施設への攻撃について米国は「一切関与していない」と改めて強調した。

13日未明に始まったイスラエルの作戦は、イランの核・軍事施設を標的としており、イラン政府は、数十人の軍幹部や核科学者が死亡したとしている。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、「アヤトラ(イスラム教シーア派の有力宗教指導者)政権のあらゆる標的」を攻撃すると表明しており、これに対してイランはミサイル攻撃で報復し、イスラエル側では死者が出ている。

トランプ氏は、イスラエルの作戦については事前に把握していたと述べていたが、15日午前に自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「対イラン攻撃に米国は一切関与していなかった」と改めて強調。

さらに、「わが国がイランから何らかの形で攻撃を受けた場合、米軍は全兵力と全力を行使し、前例のない規模で(イランを)攻撃する」と主張。

「わが国なら、イランとイスラエルの間にディール(取引)を成立させ、この血なまぐさい紛争を終わらせるのは容易だ!!!」と付け加えた。

参照元:Yahoo!ニュース