ECB金融政策は中立的、金利決定に時間かけられる 独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連銀総裁は8日、ECBの金融政策は現在、中立的であり、景気抑制的ではないため、金利の決定に時間をかけることができると述べた。
ECBは5日、政策金利を0.25%引き下げ、金融緩和サイクルを一時停止する可能性を示唆した。
ナーゲル氏はラジオ局ドイチュラントフンクに対し、政策金利が現在、中立水準にあると指摘。
「もう景気抑制的ではない。今はまず状況をじっくり見極めることができると思う。私たちには今、この金利水準で最大限の柔軟性がある」と述べた。
参照元:REUTERS(ロイター)