【6月9日(月)の天気】梅雨前線北上で続々と梅雨入りか 九州南部で線状降水帯発生のおそれ 大雨災害に警戒

傘を携帯している人

梅雨前線が徐々に北上していて、いよいよ本州付近で本格的な雨の季節に入り始めている。

きのう8日(日)は沖縄で2015年に並ぶ過去最も早い梅雨明けになり、九州北部と四国では梅雨入りの発表があった。

きょう9日(月)も梅雨入りする所がありそうだが、今週前半は梅雨入り早々、前線が活発化し、西日本で警報級の大雨、九州南部では線状降水帯発生のおそれがある。

大雨災害に警戒が必要だ。

きょう(月)は、梅雨前線が九州から本州のすぐ南まで北上するため、再び、雨の範囲が広がる見込み。

午前中、朝の通勤通学の時間帯には九州や四国、紀伊半島にかけて本降りの雨になり、中国地方でも雨の降る所がありそうだ。

昼頃には東海、夕方には関東も沿岸部ほどまとまった雨雲がかかりやすく、夜の帰り道にはこのまとまった雨雲が内陸まで広がる見通し。

九州を中心に一段と暖かく湿った空気が流れ込み前線の活動が活発になるため、九州では局地的に短時間で道路が冠水するような雨が降り、警報級の大雨になるおそれがある。

鹿児島県ではきょう(月)の昼前から夜のはじめ頃にかけて、線状降水帯が発生するおそれもある。

さらにあす(火)・あさって(水)と警報級の大雨が続き、総雨量が多くなる可能性も出てきた。

あす(火)以降、西日本のそのほかの地域にも大雨エリアが拡大するかもしれない。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。

落雷や突風などにも注意したい。

一方、北海道は大気の不安定な状態を解消して、北日本はよく晴れそうだ。

北陸も午前を中心に日差しがあるものの、夕方以降、にわか雨の所がある見込み。

夏空が広がる沖縄も、午後は念のため、にわか雨に注意したい。

晴れる地域では、強い紫外線が降り注ぐため対策をしっかりと心がけたい。

晴れる北と南で気温が上がりそうだ。

沖縄に加えて新潟や東北で30℃以上の真夏日になる所があり、北海道も夏本番のような暑さになる予想。

北日本はカラッとした暑さになるが、沖縄は危険な蒸し暑さで熱中症警戒アラートも発表されている。

熱中症対策は万全にしたい。

一方、雨の降る関東から九州にかけてはきのうより3℃前後低い所が多く、福岡や広島、高知など25℃に届かない所もありそうだ。

東京都心は25℃の予想。

【9日(月)の予想最高気温】
33℃ 石垣島(沖縄)
32℃ 那覇、名護、久米島、与那国島、宮古島(沖縄)
31℃ 名瀬(鹿児島)、横手(秋田)、弘前(青森)
30℃ 南大東(沖縄)、津川(新潟)、若松(福島)、山形、新庄(山形)、盛岡、鷹巣(秋田)

参照元:Yahoo!ニュース