キハダマグロ水揚げが10倍 漁師歓喜 黒潮大蛇行解消? スーパーの目玉商品100g398円

キハダマグロを撮影した画像

物価高のなか、クロマグロの半額以下の価格で、もっちりとした触感とさっぱりとした味わいが特徴のキハダマグロが豊漁だ。

スーパーでは値ごろ感が高く目玉商品になっている。

マグロの王様・クロマグロ。漁の最盛期を迎えた新潟の佐渡では、一日で37本水揚げされた日もある。

この日、最も大きなものは210キロ。去年と比べると4倍も取れている。

高級すし店にも並ぶ超高級品のクロマグロだ。

関東で豊漁なのが、千葉県の銚子で次々と水揚げされているキハダマグロだ。

この日は46トンが水揚げされた。

その身の味はすごくさっぱりとしている。

もっちりした食感が魅力で、価格はクロマグロの半額以下。キハダマグロに今何が起きているのだろうか?

ベルトコンベアの上を次々と、40キロ前後のキハダマグロが流れていく。

名前の通り、背びれや尾ひれが黄色いのが特徴だ。

船頭「良い時50トン。きょう20トンくらい」「(Q.キハダマグロのおいしい食べ方は?)刺し身が一番うまい」

去年5月の水揚げは71トンだったが、今年は10倍以上の800トン。銚子ではキハダマグロのほか、メバチマグロ、ビンチョウマグロの水揚げも増加している。

水産資源研究所 井嶋浩貴主任研究員「近年水温が上昇し、それが影響してキハダの適水温の海域が日本近海に生じていると考えられる。今年は黒潮の大蛇行がなくなってきている話もある。その影響で良い漁業が形成されている可能性がある」

キハダマグロは、身が締まっていてたんぱくな味わいが魅力だ。

港周辺の飲食店には取れたてを求めて、連日多くの人が訪れている。

一度も冷凍せずに出荷するため鮮度は抜群だ。

鮪蔵 山本幸希店主「(客から)生は違いますねという声が多いですね。生臭さゼロだと思います」

銚子で水揚げされたキハダマグロは、すぐに関東一円に運ばれる。

都内のスーパーにも並んでいた。

この日の価格は100グラムあたり398円。

柵では800円ほどで売られていた。

クロマグロは100グラムあたり890円なので、半額以下で楽しめる。

次から次へと売れていくキハダマグロ。

客「手が出しやすいです。安いと思います」「あっさりしていて食べやすい。以前、購入した時もおいしかった」

東武ストアでは市場から直接買い付けることで、新鮮なマグロをより安く売ることができている。

東武ストア水産部 中島輝課長「通常の2〜3倍売れております。(キハダマグロが)3本入荷しています」

刺身以外にも、お勧めの食べ方がある。

中島課長「さっぱりしているので、漬け丼とか、あとサラダ、カルパッチョですね。そういったものに非常に合う。大変鮮度も良く好評いただいています」

参照元:Yahoo!ニュース