マスク氏、トランプ氏主導の大型法案を「不快で忌まわしい」と批判

ホワイトハウスの外観を撮影した画像

トランプ米大統領の肝いりの大型法案について、起業家のイーロン・マスク氏が3日、「非常に不快で忌まわしいものだ」と痛烈に批判した。

減税策などを盛り込んだ法案は共和党が成立を目指し、トランプ氏が強く後押ししているが、「政府による支出増につながる」と主張するマスク氏との意見対立が鮮明になっている。

マスク氏はこの日、「申し訳ないが、もう我慢できない。この巨大かつ理不尽で、バラマキだらけの議会の歳出法案は、非常に不快で忌まわしいものだ」とX(旧ツイッター)に投稿。

「こんな法案に賛成票を投じた者たちは恥を知るべきだ。自分たちが間違ったことをしたと、分かっているはずだ」「議会は米国を破産させようとしている」などと立て続けに非難した。

この法案は、トランプ氏が「大きく、美しい法案」と称して推し進めてきたものだ。

第1次政権下で始まった「トランプ減税」を延長するほか、社会保障や移民政策の見直しなどが盛り込まれ、トランプ氏の政策実現に向けて重要視されている。

すでに下院を通過し、上院での審議に進んでいる。

参照元:Yahoo!ニュース