フィリピン中銀、年内にあと2回の利下げ余地 総裁

フィリピンの国旗を撮影した画像

フィリピン中央銀行のレモロナ総裁は23日、年内に25ベーシスポイントの利下げをあと2回実施する余地があると述べた。

ただ、必ずしも連続の利下げになるとは限らず、引き下げ過ぎに注意する必要があるとの認識を示した。

記者向けブリーフィングで、今年と来年の成長は緩やかになることが見込まれる中、インフレ率は今後数カ月は低水準にとどまるとの見通しを示した上で、現在の経済の不確実性は続きそうだと指摘。

「われわれは過度な利下げを望んでいないため、なお慎重でなければならない」と語った。

参照元:REUTERS(ロイター)