「私はコメを買ったことはない」江藤拓農林水産相 「支援者がたくさんくださる」 佐賀市の講演で

米をイメージした画像

江藤拓農林水産相は18日、佐賀市で講演し、高騰が続く米価について「大変責任を感じている」とした上で、「私はコメを買ったことはありません。支援者の方がたくさんくださるので、まさに売るほどある」と発言した。

自民党佐賀県連の政治資金パーティー「政経セミナー」で、江藤氏は備蓄米の精米処理に触れる中で「私はコメを買ったことはありません、正直。支援者の方がたくさんコメをくださるので、まさに売るほどある。私の家の食品庫には」と述べた。

続けて「(いただいたコメには)わざとじゃないだろうが、いろんなものが混じっている。黒い石とか入っている。家庭内精米をした上で精米機に持って行く。(備蓄米は)精米できなければ玄米で売ることも可能にするので(価格を引き下げる)効果は期待できる」と語った。

江藤氏は米価高騰の状況や政府の対応についても説明。

「備蓄米を31万トン出したが(価格が)下がらない。大変責任を感じている。流通は難しい。たくさん出せば値段が下がるわけではない」と述べ、28日から実施する備蓄米の4回目の入札以降、状況は改善されるとの見通しを示した。

参照元:Yahoo!ニュース