米ライト・エイド、1000店舗をCVSやウォルグリーンなどに売却へ

合意している人をイメージした写真

経営破たんした米薬局チェーン大手ライト・エイドは15日、同業のCVSファーマシー、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、食品スーパーのアルバートソンズ、クローガー、ジャイアント・イーグルなどに1000店舗余りを売却することで個別に合意したと発表した。

CVSファーマシーの提出書類によると、同社は西部ワシントン州、オレゴン州、アイダホ州にある多くのライト・エイドとバーテル・ドラッグスの店舗を買い取り、運営する。

ライト・エイドの店舗は営業を続け、顧客は薬の処方や予防接種などのサービスを滞りなく利用できるという。

ライト・エイドは今月、小売り事業の不振により、十分なキャッシュフローの維持と小売り在庫の補充が困難になったため、2年足らずで2度目の連邦破産法の適用を申請した。

同社は急ピッチで薬局事業の売却を進めることで裁判所の承認を得ており、2週間以内に買い手と合意に達し、売却が認められることを目指している。

参照元:REUTERS(ロイター)