「超巨大ブラックホールが撃ち出す超高速のガスの弾丸」福教大の講師らの研究グループの論文がネイチャーに「こうなっていたんだ」

福岡教育大学の講師が携わった、宇宙のブラックホールに関連した論文が、イギリスの科学誌「ネイチャー」に掲載された。
■福岡教育大学 講師・水本岬希さん(34)「(観測)データがすごかった。これをなんとしてでも、論文というかたちで世に出さなきゃいけないという気持ちがありました。」
福岡教育大学の講師、水本岬希さんたちは15日午前、論文について発表した。
イギリスの科学誌に掲載
イギリスの科学誌「ネイチャー」に掲載された論文は「超巨大ブラックホールが撃ち出す超高速のガスの弾丸」だ。
水本さんたちの研究チームによると、人工衛星でブラックホールを観測して、その周辺に吹く風について、従来考えられていた滑らかな構造ではなく、弾丸のようなぶつぶつとした構造であることを新たに発見したという。
■水本さん「あぁ、こうなっていたんだと分かった瞬間、興奮のあまり、部屋の中を歩き回ったのを覚えています。それぐらいのインパクト。」
水本さんたちの研究チームは今後も、人工衛星で様々なブラックホールを観測していく方針だ。
参照元:Yahoo!ニュース