米ピクサー、14%人員削減に着手 ストリーミング事業縮小

大企業のビルを撮影した写真

米ウォルト・ディズニー傘下のピクサー・アニメーション・スタジオは21日、ストリーミング事業の縮小に伴う約14%の人員削減に着手した。

同事業の消息筋が明らかにした。

対象者は175人程度となる見込み。

ディズニーはボブ・チャペック前最高経営責任者(CEO)がストリーミングサービス「ディズニー+(プラス)」向けオリジナル作品の制作を傘下の制作部門に働き掛け、ピクサーも人員を増やした。

しかし、チャペック氏の後任で現CEOのボブ・アイガーは、ディズニー+の収益性改善のためオリジナル作品の予算を縮小。

ディズニー+やHuluなどストリーミング事業は直近の四半期で営業黒字を計上した。

ピクサーは今後オリジナル作品の制作に集中する。

こうした作品は劇場公開後にディズニー+で家庭向けに配信される。

参照元:REUTERS(ロイター)