地滑り死者300人以上か パプア、崖崩れ続く
南太平洋のパプアニューギニア中部の山村で起きた地滑り災害で、地区の代表者は25日、地元メディアに対し、「300人以上が死亡した恐れがある」と説明した。
当局は救援要員を現地に順次送っているが、道路の寸断で重機の搬入が難しく、捜索・救助活動の本格化には時間がかかりそうだ。
地滑りは24日未明にカオカラム村で発生。
ここ数週間、激しい降雨が続き、地盤が緩んだことが原因とみられる。
崖崩れがなお続いており、当局は警戒を呼び掛けている。家屋への被害は1000件以上と推定されている。
パプアと昨年に防衛協力協定を結んだ米国に加え、隣国のオーストラリアも災害対応で支援を行う用意があると表明した。
参照元:Yahoo!ニュース