スマホ通信料“値下げ時代”終了?新プラン発表の背景は

スマートフォンを操作している人

ドコモに続き、KDDIも“実質値上げ”を発表。

スマホ通信料の“値下げ時代”は終わるのだろうか。

スマホ、毎月の料金は?

50代「月8000円〜1万円ぐらいだと思います」

40代「月1万2000円くらい」

「(Q.月いくらなら?)8000円ぐらい」

50代「月1万2000円くらい。5000円以下だと助かる」

そんななか、KDDIが新しい料金体系を発表した。

KDDI 松田浩路代表取締役社長「月プラス100円から300円の料金改定をさせていただければと」

8月から海外でのデータサービスなどを加えて、月額330円値上げする。

 TTドコモも映像配信サービス(DAZN)の追加料金がなしになるプランを発表しましたが、実質1000円の値上げだ。

50代「また上がるんですか!」

60代「年寄りには使いこなせない。もちろん下げてもらったほうがいい」

40代「安いほうがうれしい。サービスつけないで」

1987年に登場した携帯電話。

インターネットが使えるようになり、カメラ付きが登場した。

そして2008年、日本でiPhoneの販売がスタート。

総務省の家計調査によると、2008年の月の平均料金は7674円だったが、2010年には8054円に。

2020年には10581円まで上昇した。

その年、菅政権で携帯料金改革が行われ、各社値下げを実施したが、この値下げの時代が終わるかもしれない。

通信会社大手が次々実質値上げ。

背景にあるのは「AI」だという。

スマホジャーナリスト 石川温さん「最近ですと、スマホのAI化が進んでいます。(AI化が進むと)通信が大量に発生する。快適な通信を提供する意味で、まだまだ設備投資が必要。お金が必要になることが背景にある」

スマホの料金は、今後どうなるのだろうか?

石川さん「おそらく、ここ数年は値上げのトレンドになる。このタイミングで自分にあった料金プランを見直すのが大切」

参照元:Yahoo!ニュース