北朝鮮兵、ウクライナとの戦闘で1万5000人中600人死亡 韓国議員

韓国の国旗を撮影した画像

ウクライナとの戦闘のためにロシアに派遣された北朝鮮の兵士1万5000人のうち、およそ600人が死亡したと、韓国の国会議員らが30日、国家情報院(国情院)から得た情報として記者団に対して述べた。

議員らによると、北朝鮮はこれまでにおよそ4700人の死傷者を出しているが、その部隊は約半年間で、ドローン(無人機)のような近代的な兵器を使用することに慣れ、戦闘能力向上の兆しを見せている。

ロシアに軍隊を派遣し武器を供給する見返りとして、北朝鮮は偵察衛星や無人機、対空ミサイルの技術支援を受けているもようだという。

イ・ソングォン議員は「戦闘に参加して6カ月がたち、北朝鮮軍はドローンのような新兵器に慣れ、戦闘能力が著しく向上した」とした。

北朝鮮は28日、金正恩朝鮮労働党総書記の命令でロシアに派兵し、ウクライナとの戦闘に参加していることを初めて認めた。

参照元:REUTERS(ロイター)