東京ディズニーランド&シーでは「飲食物」持ち込み禁止 理由をオリエンタルランドに聞く

東京ディズニーランドの外観を撮影した画像

日本を代表するテーマパークとして、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが挙げられる。

ゴールデンウイーク(GW)中に行く予定がある人は多いと思う。

ところで、どちらの施設も原則として飲食物の持ち込みが禁止されているが、なぜなのだろうか。

運営会社であるオリエンタルランド(千葉県浦安市)の広報担当者に聞いた。

オリエンタルランドの広報担当者は、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーへの飲食物の持ち込みを禁止している理由について、「お客さまに東京ディズニーリゾートの『非日常』を楽しんでいただくためです。施設のオープン当初から禁止しております」と述べた。

もし来園者が園外から持ち込んだお弁当などを食べているのを他の来園者が見た場合、東京ディズニーランドのテーマである「夢と魔法の王国」、東京ディズニーシーのテーマである「海にまつわる伝説や物語」といった世界観が壊れてしまうという。

飲食物を持参した来園者に対しては、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの各パークの外にある「ピクニックエリア」で食べるよう案内しているという。

出口で手続きをすれば、ピクニックエリア利用後の再入園が可能だという。

ただし、例外もあるという。

担当者は「来園者の中には小さな子どもや高齢者もいらっしゃるため、離乳食や介護食の持ち込みを許可しています」と説明。あめやガム、小さな子どものおやつ、水筒、ペットボトルも持ち込みが可能とのことだ。

また、「食物アレルギーのある人のように、食事に制限のある人についても、飲食物の持ち込みを許可しており、園内レストランへ飲食物をお持ち込みいただけます。その際、お連れさまはレストランのメニューをご注文ください」と教えてくれた。

最後に、園外からの飲食物の持ち込み事例が多いかどうかを聞くと、担当者は「飲食物の持ち込み禁止に関するルールを守ってくださるお客さまが多く、持ち込み事例はそれほど多くないのではないかと思います」と答えた。

気持ちよく楽しむためにも、来園時はルールを守ろう。

参照元:Yahoo!ニュース