米アーチャー、NYで「空飛ぶタクシー」計画 ユナイテッド航空と提携

事業計画を提出している人

電動で垂直に離発着し小型飛行機の機能を併せ持つeVTOLを「空飛ぶタクシー」として開発する米新興企業アーチャー・アビエーションは17日、航空大手ユナイテッド航空と提携し、東部ニューヨークで空の交通網を築く計画を発表した。

4人乗りの主力機「ミッドナイト」を用いてマンハッタンと近隣の空港を結ぶ。

自動車で移動すれば1―2時間かかるが、それをわずか5―15分に短縮する計画だ。

ただ、運行に先だって、安全認証の「型式証明」を連邦航空局(FAA)から取得する必要がある。

アダム・ゴールドスタイン最高経営責任者(CEO)は「(ニューヨークでは)空港と結ぶヘリコプター運航ルートや関連施設が既に整備されている上、規制当局の支援や旺盛な需要があるため、ニューヨークは国内で初めて『空飛ぶタクシー』が導入される地域の1つになる可能性がある」と期待を示した。

参照元:REUTERS(ロイター)