米競争当局、ウーバー提訴 サブスク解約困難に

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米連邦取引委員会(FTC)は21日、米配車大手ウーバー・テクノロジーズがオンライン購入者信頼回復法などに違反したとして、カリフォルニア州の連邦地裁に提訴した。

同社がサブスクリプション(定額制)サービスの解約を困難にしていると主張し、こうした行為の差し止めや損害賠償を求めた。

巨大IT企業を相手取った訴訟としては、第2次トランプ政権発足後で初。

第1次政権時のFTCも米メタ(旧フェイスブック)やグーグルを法廷で追及した。

FTCのファーガソン委員長は声明で「米国民は、不要なサブスク加入にうんざりしている」と批判。

訴訟を通じ、ウーバーは消費者を欺いたと主張する方針だ。

問題視したのは月額9.99ドル(日本では月額498円)で配車や宅配を割り引く「ウーバー・ワン」。

同意なしの加入や無料期間終了前の料金請求に関する苦情が消費者から相次いだ。

最大32回の操作を求められるなど、解約手続きの煩雑さも指摘されている。

参照元:Yahoo!ニュース