有村藍里「整形前に顔が戻っている」「劣化した」というコメントに、私が思うこと

スマホを操作している人

こんにちは、有村藍里です。

最近、SNSでこんなポストを投稿しました。

――顎の骨切る整形をして数年経ったけど、やっぱり今でも「整形前に顔戻ってる」「劣化した」などのコメントいただくこともあります。でもね、私は馴染んだと解釈しているし、たとえ戻ってきているのだとしても、もう口元を隠さず思いっきり笑えるようになったことがずっと嬉しくて幸せだからいいんです――

整形を公表してからは、さまざまな意見をいただくことは覚悟をしていましたが、恐怖はありませんでした。

もともと、私という人間が世間に知れ渡るきっかけとなった記事が出たときに、まるで私がなにかとても悪いことをしたのかと思うような言葉を浴びるほど受けました。

本当に自分は悪者なのではないだろうかと錯覚して怯えていた日々のことを振り返ると、それ以上に怖いことはないと思えるのです。

今でもさまざまなコメントをいただきます。

でもそのほとんどは応援のメッセージです。

本当にありがたいことです。

私が発信してきたことは、ちゃんと必要としてくださっている方たちに届いているのだと思うと、とても嬉しいです。

「整形前に顔が戻っている」「劣化した」そういったコメントには、何らかの意図があるのだろうかと考えたこともありました。

もしかすると、ひどいことを言ってやろうと発言されたのかもしれません。

でも、それよりも本当にそう感じたから、ただ発言されているだけなのでは……というように私は感じました。

だからあえてSNSに書きました。

戻っていなくても、戻っていても、今、思いっきり笑えて幸せだから私はそれでいいんです、と。

周りの意見に左右されているからとか、なにかしらの非難の言葉がきっかけで美容整形を選択したとか、そうではないんです。

私が私であるために、私のために整形しました。

じゃあ、美容整形をする前の私は一切笑わなかったのか?

そうではありません。

整形する前も笑うことはありました。

ただ、自分の中でのコンプレックスがいつも心にあって、笑うときに気になってしまっていただけ。

それがなくなった自分の人生を歩んでみたいと思ったから整形しました。

――たとえ戻ってきているのだとしても、もう口元を隠さず思いっきり笑えるようになったことがずっと嬉しくて幸せだからいい――

その行動をした自分、変われた自分、思いっきり笑えるようになった自分、それらを経験した今だから言える言葉でした。

そもそも戻っているという自覚は私にはありませんし、今の自分が好きなので幸せだと思っています。

このポストには想像以上の反響があり、またコメントもたくさんいただきました。

昔も今も好きだと言ってくださる方や、勇気をもらえると言ってくださる方……本当に素敵な言葉で溢れていました。

“自分のために整形した”という揺るがない想いがあるから、私は立っていられるのだと思います。

自分を好きになりたい!という気持ちはずっと持っていていいんです。

私はこれからも持ち続けて、年齢を重ねるたびに自分を好きになっていたいと願っています。

今週も最後まで読んでくださってありがとうございました。

有村藍里

参照元:Yahoo!ニュース