ホリエモン「いずれは海外展開も」 関連会社が「うちだ屋」買収

企業を買収している人

実業家の堀江貴文氏は18日、経営戦略顧問を務める食品関連企業を通じて、うどんチェーン「うちだ屋」(福岡市)を買収したと発表した。

福岡県のうどん店を巡っては、北九州市の「資さんうどん」が2024年にすかいらーくホールディングス傘下となり、東京に進出。うちだ屋も首都圏や関西に展開し、5年以内に店舗の倍増を目指す。

堀江氏は、会長を務めるFMラジオ局「CROSS FM(クロスエフエム、北九州市)」の番組内で買収を発表した。

福岡市内のスタジオで生放送中に記者会見を開き、「九州のうどんがようやく知られてきた。うちだ屋はカツオだしが利いて味がよく、アットホームな接客が魅力。いずれは海外展開もありえる」と語った。

うちだ屋は1977年創業で、九州一円に42店舗を展開している。

パン店「小麦の奴隷」を展開する「こむぎの」(東京都千代田区)への事業承継に合意し、こむぎのが3月31日付で全株式を取得した。

堀江氏はこむぎの株を一部所有し、経営に関与している。

半年以内に関東や関西にうちだ屋を出店する考えで、5年後に80店舗を目指す。

福岡市は豚骨ラーメンが全国的に有名だが、うどん店も多い。

総務省家計調査によると、22~24年平均の世帯当たりの支出額(外食)は、「日本そば・うどん」が「中華そば」を上回る。

うどん店のチェーンが乱立して競争が激しく、近年は酒のつまみが豊富な「うどん居酒屋」も増えている。

参照元:Yahoo!ニュース