陸自オスプレイ、2020年配備後初任務 愛媛の山林火災で物資輸送

陸上自衛隊をイメージした画像

陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイが3月、愛媛県今治市の山林火災に伴う災害派遣の一環として、物資輸送に従事したことが陸自への取材で判明した。

2020年の初配備以来、初めて実任務についた。

陸自によると、オスプレイは暫定配備先の陸自木更津駐屯地(千葉県)から、海自徳島航空基地(徳島県)まで飛行。

防じんマスクなど隊員用の物資やヘリコプターのメンテナンス用品を運んだ。

消火活動には直接関わっていない。

今治市の山林火災は3月23日に発生。

陸自は大型輸送ヘリCH47を4機投入し、空中から消火活動を行った。

当時は岡山、宮崎両県でも山林火災が相次ぎ、CH47が続々と現地に派遣されていた。

こうした陸自内の大型輸送ヘリの運用状況などを踏まえ、オスプレイが輸送任務についた。

陸自のオスプレイは現在、17機が配備されている。

参照元:Yahoo!ニュース