入学翌日の小1児童がバスに置き去り 近くの店舗に助け求める<福島県会津坂下町>

福島県会津坂下町で、小学1年生の男子児童がバスに置き去りにされていたことが分かった。
会津坂下町教育委員会によると、男子児童は4月8日午後1時20分に下校し、町が運営する送迎バスに乗って帰宅しようとしたがバスの中で寝てしまったという。
バスを運転していた町の任期付き職員の運転手は、それに気づかず業務を終了し、男子児童が車内に置き去りになってしまった。
男子児童はその後自力でバスから降り、近くの店舗に助けを求めたという。
店舗から午後3時ごろに「店内に泣いている子どもがいる」と小学校に連絡が入ったことから発覚した。
男子児童にけがは無かった。
男子児童は4月7日に小学校に入学し、この日から本格的に学校生活を開始していた。
町は、小学1年生が学校に慣れるまでの間、他の学年より早い時間に下校するための対応として、町運営のバスを出していたという。
バスには男子児童の他にも5人の児童が乗っていて、学校側からバスに乗車する児童のリストが渡されていたが、運転手の確認が不十分だったとみられる。
会津坂下町教育委員会は、送迎のマニュアルを作成するなどして再発防止に努めたいとしている。
参照元:Yahoo!ニュース