吉本興業「会社全体で再発防止に取り組む」所属タレントを巡るオンラインカジノ問題で

吉本興業の所属タレントを巡るオンラインカジノ問題で、警視庁保安課は3日、賭博の疑いで男性タレント計6人を書類送検した。
保安課によると、いずれも容疑を認め、違法性に関し「グレーだと思っていた」などと話している。
起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
今回の書類送検を受けて、吉本興業は「世間をお騒がせしましたこと、関係者、ファンの皆さまにご迷惑・ご心配をお掛けしたこと、お詫(わ)び申し上げます。引き続き、当局の捜査に協力しつつ、研修の実施など、会社全体で再発防止に取り組んでまいります」とコメントした。
捜査関係者によると、6人はお笑いコンビ「ダイタク」の吉本大、「ダンビラムーチョ」の大原優一、「9番街レトロ」のなかむら★しゅん、「ネイチャーバーガー」の笹本はやて、「プリズンクイズチャンネル」の竜大と、最強の庄田の各メンバー。
書類送検の容疑はそれぞれ、2023年1月~24年12月の間に、オンラインカジノサイト「スポーツベットアイオー」などに国内からスマートフォンやパソコンを使って接続し、賭博をした疑い。
保安課によると、匿名の情報提供があり、任意で事情聴取するなどし立件の可否を検討していた。
6人のうち1人は賭け金の総額が約5100万円にのぼり、収支が約1200万円のマイナスだった。
参照元∶Yahoo!ニュース