ローマ教皇が退院も今後2か月は療養必要 肺炎などで入院、医師「生命の危機に2回陥った」

ローマ教皇庁の周辺を撮影した画像

ロイター通信によると、肺炎などで入院していたローマ教皇フランシスコ(88)は23日、容体が回復したとして退院した。

教皇の担当医師らは、退院後も治療を続け、少なくとも2か月は療養する必要があるとしている。

担当医師らは退院に先立つ22日の記者会見で、教皇は一部の感染症はまだ完治していないが、「肺炎の症状はみられない」と述べ、順調に回復していると強調した。

一方、教皇は入院中に「生命の危機に2回陥った」とも明かし、一時は重篤な状態だったと説明した。

教皇は2月14日に気管支炎のためにローマの病院に入院。

両側の肺で肺炎の発症が確認され、投薬や酸素吸入などの処置を受けていた。

教皇は21歳の時に重い肺炎にかかり、右肺の一部を摘出している。

参照元:Yahoo!ニュース