ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウで猛攻 降り注ぐ誘導弾

ロシアとウクライナの国旗を撮影した写真

ロシア軍は13日、ウクライナ東部ハルキウ(Kharkiv)州で猛攻を仕掛けた。

同軍は10日に奇襲を開始し、国境付近では6000人近くの住民が避難を余儀なくされている

ウクライナ軍は、ロシア軍が「戦術的な成功を収めている」と認めた。

ただ、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は、増援部隊を送り込んで「反撃」していると強調。

「われわれの任務は明確だ。戦争拡大をもくろむロシアの試みをくじくことだ」と述べた。

一方のロシア国防省は、自軍がリプツィ(Lyptsi)やウォウチャンスク(Vovchansk)など国境付近の集落で「戦術的な布陣を強化し、(ウクライナ軍の)兵力に打撃を与えた」と主張した。

リプツィでロシア軍の攻撃をかわした後、休憩していたあるウクライナ兵は、誘導弾が「雨のように」降り注いでくると話した。

ウクライナ安全保障会議書記のオレクサンドル・リトビネンコ(Oleksandr Lytvynenko)氏はAFPに、ロシア軍はハルキウ州に数万人規模の軍を投入していると説明。

「国境には約5万人いた。3万人以上が入ってきた」と明らかにした。

参照元:Yahoo!ニュース