バッハ氏、終身名誉会長へ 総会で涙のスピーチ IOC

国際オリンピック委員会(IOC)は19日、ギリシャのコスタナバリノで総会を開き、6月に会長職の任期満了を迎えるトーマス・バッハ氏を終身名誉会長とすることを決めた。
バッハ氏は「心から感謝している。これは私一人ではなく私たち全員の成果だ。団結しなければ何も達成できなかった」と涙ながらに語った。
2013年に会長となったバッハ氏は、コロナ禍で1年の延期を決めた上で21年に東京五輪を開催するなど、リーダーシップを発揮。
男女平等にも取り組み、昨夏のパリ五輪では史上初めて男女の出場枠が同数になった。
総会では委員から同氏の功績をたたえる声が相次いだ。
参照元:Yahoo!ニュース