「日本人で苦手な人がいるの?」「こんなにおいしいものは食べたことない」 外国人が虜に 絶賛された日本のグルメ3選

日本の食文化に触れるのを楽しみにしている訪日外国人は、少なくない。
伝統的な和食だけでなく、日本で独自に進化した料理や、地域ならではの食材も高い人気を誇る。
また、母国に似た料理があっても、日本で食べると「全然違う」と感じることもあるようだ。
今回は、外国人が感動した日本のグルメを紹介する。
日本で暮らして4年になるという、フランス人のミカエルさん。
「ポケットモンスター」シリーズが大好きで、休日にはポケモンマンホールの写真を撮るために全国各地を訪れている。
そんなミカエルさんは、日本各地を旅するなかで、ある食材に魅了された。
それは、沖縄の名産として知られる海ブドウだ。
「沖縄の海ブドウは新鮮で本当においしい。あのプチプチする食感はなかなかほかにないよね。日本人では苦手な人もいるの? 信じられない! こんなにおいしいものは食べたことないよ」
海ブドウは、クビレズタという海藻の一種。
鮮やかな緑色が美しく、「海の宝石」ともいわれている。
沖縄で出合った新鮮でおいしい食材に、ミカエルさんはすっかり魅了されていた。
イタリアから初めて日本へやってきた、ドメニコさんとニコレッタさん。
訪日の目的は、日本で暮らす娘に会うためだった。
2週間ほどの滞在で、日本のおいしいグルメに出合ったというふたり。
イタリアにも似たような料理があるものの、食べてみたらまったく違う味がしたという。
「とくにおいしかったのは餃子です! ラーメンもおいしかったけれど、餃子のほうが好き。イタリアにも、餃子に近い食べ物で、ラビオリという料理があります。見た目は似ているけれど、味が全然違う。日本にも同じようなものがあるんだなと思って、おもしろかったです」
ラビオリは、イタリアの伝統的な料理のひとつ。
肉や野菜、チーズなどを平たいパスタ生地で包み、ゆでたあとにトマトやクリーム系などのソースをかけて食べるのが一般的だ。
ふたりはラビオリと餃子の形が似ていると感じたようだが、味や食感が異なることに驚きつつ、ニンニクとショウガがきいた日本の餃子の虜になっていた。
アメリカ・ヒューストンから訪日したラウルさん。
妻のローズさんと6歳のベンジャミンくん、1歳のマティスくんを伴い、5日間という短い滞在で日本を満喫していた。
とくに気に入った日本の食べ物を聞くと、6歳のベンジャミンくんは「肉まん」と答えた。
ほのかに甘い皮に、肉やタケノコ、シイタケなどが包まれた中華まんじゅうに大満足。
さらに、もうひとつ「めちゃくちゃおいしかった!」と絶賛したグルメがある。
「やっぱりラーメン。同じ材料を使っているはずなのに、アメリカで食べるラーメンとは全然味が違う」と、日本の味に感激していた。
日本で独自の進化を遂げたラーメンは、いまや国民食のひとつ。
小さな子どもでも「全然味が違う」と感じるほど、日本ならではの味わい深さと完成度の高さには、目を見張るものがあるようだ。
参照元:Yahoo!ニュース