ウクライナの平和維持部隊駐留、ロシアに拒否権なし 仏大統領

フランスのマクロン大統領は複数のフランス紙による共同インタビューで、ウクライナでの戦争終結後に同国に有志国の平和維持部隊を駐留させる案について、受け入れはウクライナが決めることであり、ロシアに拒否する権限はないと主張した。
インタビュー記事は15日に公表された。
マクロン氏は「ウクライナは主権国家だ。同国が連合軍に駐留を請うなら、ロシアが受け入れるとか受け入れないとか言う問題ではない」と明言した。
英国とフランスは停戦合意の一部として平和維持部隊の駐留を提案しているが、ロシアは北大西洋条約機構(NATO)加盟国の兵士がウクライナに駐留するのは受け入れられないと再三表明している。
マクロン氏は、平和維持部隊は「1国当たり数千人の部隊」で構成され、主要な場所に配置されるとの見通しを示した。
多くの欧州および非欧州諸国が参加に関心を示しているとも述べた。
参照元:REUTERS(ロイター)