ガザ北部などで空爆、11人死亡 停戦発効後の死者150人に

イスラエル軍は15日、パレスチナ自治区ガザ北部のベイトラヒヤなどを空爆し、ガザ保健当局によると地元ジャーナリストを含む少なくとも11人が死亡した。
ベイトラヒヤでは自動車が空爆を受け、少なくとも9人が死亡、複数が重傷を負った。
攻撃された自動車は、慈善活動をするスタッフ、報道関係者が乗っていた。
少なくとも3人の報道関係者も犠牲になったとパレスチナメディアは報じた。
イスラエル軍は、ドローン(無人機)を操作する2人をベイトラヒヤの部隊に脅威を与える「テロリスト」と認定し攻撃したと発表した。
その後、ドローン機材を回収して車両に乗り込んだ容疑者数名を殺害したとした。
「テロリスト」と判断した根拠や、ドローンの具体的な脅威は明らかにしていない。
ガザ中部のジュールエルディークでもイスラエル軍の空爆で2人死亡した。
イスラム組織ハマスは、イスラエルが停戦合意をほごにしようとしていると非難し、1月19日の停戦発効後に殺害されたパレスチナ人は150人に達したと述べた。
参照元:REUTERS(ロイター)