15人→324人に 奈良県の万博ボランティア、応募急増で締め切り

大阪・関西万博で奈良県が募集するボランティアの応募が低調にとどまっていた件で、2月末までに300人超から応募が寄せられ、県は必要な人数がそろう見通しが立ったとして募集を締め切った。
開幕直前、指摘の背景 県や市町村などによる実行委員会の催事「ならWeaving the future」は、4、5、9月にパフォーマンスや展示を予定しており、会場の準備や来場者の案内など、のべ450人のボランティアを募集していた。
締め切りまで約10日を残した2月中旬時点での応募は約15人にとどまっており、先行きが心配されていた。
その後、報道やSNSで話題となり、申し込みが急増。
同月末までに324人から申し込みがあった(速報値)。
県は募集期間の延長も視野に置いていたが、十分な人手を確保する見通しがついたとして予定通り2月末で募集を締め切った。
担当者は「多数の応募を喜んでいる。外国語の対応ができたり、実務経験があったりする人からの応募も目立つ」と話している。
交通費は1日につき2千円のクオカードを支給するが超過分は自己負担となる。
SNSでは「けちくさい」などと批判の声が上がっていたが、変更の予定はないという。
参照元∶Yahoo!ニュース