相続税の滞納で私立幼稚園が閉園へ 差し押さえられ公売に 不動産会社が落札 千葉・松戸市

税金を滞納している人をイメージした写真

千葉県松戸市の私立幼稚園が、相続税の滞納を理由に東京国税局に差し押さえられ公売にかけられていたことがわかった。

土地などは不動産会社に落札され、園は来月末で閉園するという。

関係者によると、松戸市にある私立幼稚園は、関係者が相続税を滞納し延滞税などが生じているとして、東京国税局に園の土地や建物を差し押さえられ今月、公売にかけられたという。

幼稚園として使用されている土地が国税局の公売にかけられるのは異例で、園側も入札したもののおよそ1億5000万円で不動産会社が落札したという。

園は来月末で閉園することが決まり、現在、在籍しているおよそ20人の園児は、別の園に移ることになるという。

園長は、日本テレビの取材に対し、「多大なご迷惑をおかけし、園児や保護者には申し訳ない気持ちでいっぱいです」としている。

参照元∶Yahoo!ニュース