藤波辰爾、西村修さん死去に絶句「うそだ」 面会模索もかなわず 訃報に悲痛「会えなかったのは悔いが残る」

葬儀をイメージした写真

食道がん(扁平上皮がん)ステージ4を公表していたプロレスラーで東京・文京区議会議員の西村修さんが2月28日午前、都内の病院で亡くなった。

53歳だった。

師匠の藤波辰爾は「うそだ」と絶句し、突然の訃報に声を詰まらせた。

師弟関係にあった西村さんと藤波は確執により、18年にわたり関係が疎遠になっていたが、今年1月31日の『ジャイアント馬場没25年追善~太陽ケア引退試合~木原文人リングアナデビュー35周年記念大会』(後楽園ホール)を西村さんが欠場し、藤波が代役参戦を果たしていた。

西村さんは「代役が決まりましたという連絡を受けた時は、師匠の器の大きさに涙が止まらなかったです」と感謝し、退院後は藤波との再会を望んでいた。

藤波も西村さんの入院が長期化していることを心配し、面会を希望していた。

18年ぶりの再会がかなわなかった藤波は、訃報を聞くと「うそだ」と絶句。

「確かに俺と西村の間に時間が空いたことは事実だけど、俺の中ではもう何もない。こないだ馬場さんの大会に出たことが西村に対するストレートな気持ち。長年ともにした仲だから、クリアにする意味で『彼の気持ち分かっているよ』という思いで大会に出た。今日にまで会えなかったのは悔いが残るけどね……。彼も厳しい闘いをやってきたと思う。とにかくご苦労さんというのとお悔みを申し上げます」と早すぎる死を悼んだ。

参照元∶Yahoo!ニュース