北海道で夜空を流れる”光の物体”目撃相次ぐ お天気カメラやドライブレコーダーに記録 金星と同程度の明るさ

宇宙をイメージした写真

夜空を走る光の物体。

2月27日午後6時半ごろ、北海道根室市の花咲港にあるUHBのお天気カメラで撮影された映像。

白い光の物体は、南西方向の空を2秒から3秒ほど上から下に移動し、消えた。

同時刻に、恵庭市や釧路町でも同じような光が目撃されていて、光は白からオレンジへと変化していたという。

なよろ市立天文台によると、この光は流れ星の一種「火球」とみられ、金星と同程度の明るさ(-3~-4等級程度)で光るのが特徴だ。

最近はドライブレコーダーや防犯カメラの普及で目撃情報も増えているという。

現在は流星群の時期ではないが、2月28日は新月で月明かりがないため、天体観測にはいい条件となりそうだ。

近年は人工衛星が落下する際に光の物体が目撃される場合もあるが、人工衛星は比較的長い間光るため、今回は火球の可能性が高いという。

参照元∶Yahoo!ニュース