韓国出生率2024年「0.75」 9年ぶりに上昇

韓国統計庁は26日、1人の女性が生涯に出産する子どもの数にあたる「合計特殊出生率」が2024年は0.75だったと発表した。
過去最低を更新した2023年の0.72から0.03上昇した。
前の年を上回るのは9年ぶりですが、OECD=経済協力開発機構の加盟国でも最低の水準だ。
また、首都ソウルでは、0.58と2023年の0.55から0.03上昇した。
統計庁は出生率が上昇した理由を「30代前半が増加したことなど人口構造やコロナ禍を経て婚姻数が増加した影響」と分析している。
韓国の低い出生率については、熾烈な学歴社会からくる高額な教育費や住宅価格の高騰などで、結婚や出産をためらう人が多いことなどが要因となっている。
参照元∶Yahoo!ニュース